小さな家の暮らし方

敷地20坪に建つ狭小住宅で家族4人暮らし+設計事務所もやっています。小さな家の魅力と生活の工夫、片づけの方法などを綴ります。

設計事務所で家を建てる人の共通点とは?

 

30代は家を建てる人が多い年代ですが、その頃に家を購入する友人によく言われたのが「本当はかずちゃんのダンナさんに設計してもらいたいんだけど、うちお金がないから」というセリフです。

設計事務所に依頼する=お金持ちというイメージは強いです。

他にはデザインにすごくこだわりがある、個性的な家を建てたい人、というイメージを持たれているのではないでしょうか。

私も結婚前はそんなふうに思っていた気がしますが、夫が設計事務所を始めて20年近く経ち、色々なお客さまを見ていて、決してそんなことはないと思うようになりました。

これは夫が手がけているのが業界向けの建築雑誌に載るような家ではなく、住宅雑誌に載るタイプの手の届きやすい家が多いというのもあると思います。

そして、最近、設計を依頼される方には、こんな共通点があると気づきました。

共通点1:家で過ごす時間を大事にしている

「家で過ごす時間を快適なものにしたい」という想いが強いと感じます。キッチンやお風呂も機能性だけでなく、例えばどんな景色が見えるとか、そこで過ごす心地よさこだわる方が多いです。

そして、週末は出歩くよりも、家で過ごすご家族が多いのも特徴です。

最近は賃貸派が増えていると言われますが、設計される方というのは「(他にはかけないけれど)家での生活にはこだわりたいから、家を建てたい」という考えなのではないかと思っています。

共通点2:自分を知っている

こういう考え方が一般的だから、これが流行っているから、というような世間の常識に流されず、自分の考えがはっきりしています。

例えば「子ども部屋は寝るスペースがあればいい」「ウォシュレットはいらない」のように。

「◎LDKにしたい」というようなところからスタートしないので、住宅メーカーなどの既成品ではマッチしなくなるのだと思います。

また、モノを大切にしていたり、いつも水筒を持参していたり、お下がりや中古品などを活用していたりと、堅実な方が多いと感じます。 

共通点3:「絶対に自分好みの家が欲しい」という気持ちが強い

最初から設計事務所に依頼しようと思っていたわけではなく、住宅展示場などを一通りみて、何かピンとこなかったから相談に来たという方はとても多いです。

また、予算が少なくても、絶対に自分のイメージする家が欲しいという気持ちが強く、共通点2のようにあれもこれも必要と考えないので、メリハリをつけてコストダウンできます。

敷地が狭い場合も同じで、狭くてもあきらめないという感じです。

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3つの共通点をまとめると、「自分のやりたいことがはっきりしている」ということになると思います。

そうなると、とりあえず一般的な広さ、部屋数、設備を備えた既成の家では物足りなかったり、スペックオーバーだったりして、だからこそ、設計事務所に依頼しようということになるのでしょう。

結局、お金をかけるところ、かけないところをすべて自分で決めていけるのが、建築士と一緒につくっていくメリットでもあるので、そういう人が集まってくるのかなと思います。

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スキップフロアになっているリビング

わが家の場合、部屋の中に段差が欲しいという要望と敷地の条件からスキップフロアにしました(まだソファがあった頃の写真です)

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