小さな家の暮らし方

敷地20坪に建つ狭小住宅で家族4人暮らし+設計事務所もやっています。小さな家の魅力と生活の工夫、片づけの方法などを綴ります。

ロフトを作るメリット、デメリット

 

夫の設計で家を建てた時、私が希望したのがロフトでした。理由はハイジの家みたいで楽しそうだから(笑)。そこで、主に寝室に使う予定の和室にロフトを作りました。

でも、17年近く住んできて、必要なかった、または違う形にすればよかったなと感じているのが、このロフトなのです。

そもそもロフトとは?

ロフトというのは小屋裏のことで、いろいろなタイプがありますが、今回書きたいのは「天井高が低いロフト」のことです。

ロフトは

・天井高1.4m以下

・面積がロフトを作る階の床面積の2分の1以下(2階の天井裏だったら、2階全体の床面積)

であれば、延べ面積に算入されず、階として数えられません(地域によって扱いが異なります)。そのため、面積が狭い家や3階建てを建てられない地域などでは、収納スペースを増やす目的などで取り入れることが多いです。

ロフトを使って分かったこと

では、どんなところが後悔(っていうほどではないんですが…)している点かというと…

1.寝るスペースとしては不安要素が多い

実際、入居後は布団を敷いて寝ていたのですが、高さがあるだけに寝相が悪いと落ちるのが心配でした。柵をもっと高くしたら檻のようになってしまいますし。

また天井が近い分、冬は暖かいけれど、夏は暑くて寝られません。さらにわが家の間取りだと、トイレが遠いのもネックでした。

2.収納力はあるが、埃が溜まる

現在、ロフトはこいのぼりなどの季節用品、子どもの使わなくなったおもちゃなどを置く場所になっていますが、扉などがついていないだけに埃が溜まります。特に布団の上げ下ろしをする部屋だけに、埃が溜まりやすいのだと思いますし、布団を上げる時にロフトの埃を舞い挙げていると思うので、寝る部屋としてどうかなと思う部分もあります。

子ども部屋にロフトの心配点

現在、子ども部屋として使っている3畳の部屋にロフトを作るという考え方もあったと思いますが、ロフトは高さがあるため、子どもが小さいうちは危なくて目が離せません。

目を離せる年齢になった頃には、ロフトの天井に頭が届いてしまって、走り回れなくなっています。

当然、子ども部屋のベッドとして使うにも、寝相の悪い子どもを安心して寝かせることはできません。

もし今、作るならこうする

デメリットばかりを書いていますが、面積が狭い小さな家、都会の狭小住宅では、ロフトがあるかないかで収納力も変わりますし、ちょっとしたスペースとしてもうれしい空間です。 

もし、収納スペースとして使うのであれば、壁、扉を付けて閉じた状態にしたほうがよいと思います。また、ミニ書斎的なスペースにするのであれば、リビングのようによく使うスペースに作るのがいいのではないでしょうか。

よく使うスペースなら、気軽に上り下りもでき、ロフトを使用する頻度も増えるし、掃除もついでにしやすいからです。

また、はしごを昇りやすいもの、固定されたものにして、気軽にロフトに上がりやすくすることも重要です。

わが家のように寝室に使うスペースにはしごで上るタイプにしてしまうと、“さあ、ロフトに上るぞ”と気合い(?)を入れて上る感じになってしまい、上る回数が減ってしまうように思います。

 

※最初に書いた通り、これは「天井高1.4m以下の低いロフト」の話です。ちなみに建築士の夫曰く、そもそも建築基準法上のロフトとは天井高1.4m以下なんだそうです。たまに雑誌などで天井高の高いものもロフトとして紹介されていますが、イメージでロフトとなっているだけで、法律上は◎階として扱われるのだとか。

また、ロフトの詳細は地域によって決まりが異なります(例えば扉を付けられない場合などもある)ので、ご注意ください。

物を置いていなかった時のロフトの状態

物を置いていなかった時のロフト

物がたくさん置かれた状態のロフト

今はこんな物置状態になってしまいました…。