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家が小さいからこそモノ選びの基準を持つ

小さな家に引っ越してきて、先月で17年が経ちましたが、この家に来てから少しずつモノを減らすようになりました。

引っ越し直後に片づけを始めた理由

家が小さいのにモノが多いと、余計にゴチャゴチャして狭く感じることに気づいたのも大きいですが、引っ越した頃はちょうど夫が独立したばかりで仕事が軌道にのるまでに時間がかかり、生活が大変な時期でした。

だから、モノがなくても、ひいてはお金がなくても大丈夫な自分でいたいという気持ちがあったのだと思います。ちょうどシンプルライフ系の本が出始めた頃で、大原照子さんの「少ないモノでゆたかに暮らす」などを読み、片づけを始めました。

当時は洋服と雑貨(飾り物)を整理しては手放しました。それまでは洋服も雑貨も気に入って予算に合えば、結構買っていたんです。衝動買いはしていないつもりでしたが、かなりお金を使っていたことは確かでした。

その片づけを通して決めた基準があります。

モノを買う時の基準

・どんなものでも「これが1万円でも買うか?」「定価でも買うか?」、100均のモノなどは「これが100円じゃなくても買うか?」を考える。

・他のもので代用できないか考え、あると便利、ぐらいでは買わない。どうしてもなければ不便と思ったら買う。

モノを手放す時の基準

・服を手放すか悩んだ時は「この服を着ている時に、身内以外の人に会ったらどう思うか」を考え、恥ずかしいと思うのなら処分する。

・デザインなどが気に入っているのに使わないものは、その理由を分析して同じ失敗をしないようにする(着なくなった洋服について、つり革につかまった時に脇が見えると恥ずかしいからだと気づいたなら、同じようなつくりの服は買わない、など)。

この基準を決めてから、ずいぶん買い物の失敗が減りました。

その後も、何年かおきに、また違う視点でモノを減らしていきました。その話はここに書いています。

少ないモノでゆたかに暮らす表紙
最初に影響を受けたシンプルライフ本。その後もこのジャンルの本はほぼ読んでいます。